キャンプの防寒を舐めてはいけない
初心者の方(いや、自分も初心者ですが)と一緒にキャンプに行くと、皆さん口を揃えて言うことがあります。
キャンプって思ったよりも寒い…
冬は言うまでもありませんが、春秋はもちろん、夏だって夜や明け方の寒さは侮れません。
キャンプ場は大抵自然豊かな山の中にあり、1,000メートルクラスの高原ともなると平地との気温差は5、6度にもなります。
一般的に標高が100m上がるにつれ、気温は0.6度下がると言われています。
先日も6月の下旬に標高900メートルのスノーピーク奥日田に行った際、平地の気温は30度オーバーでしたが、キャンプ場は雨の影響もあって肌寒いほど。
こんな感じでキャンプあるあるの夫婦喧嘩が始まったり始まらなかったり。
7月8月のキャンプでさえ、明け方などはTシャツ1枚で過ごすのは厳しいものがあります。
防寒対策を怠った時のキャンプは悲惨です。雨風はテント等でしのぐことはできても、寒さをしのぐことはできません。
春夏秋冬、キャンプでは防寒対策が必須。忘れないで!
インナーダウンは一年通して大活躍
そこで我が家が一年通して必ず荷物に入れておくのが「インナーダウン」。
軽くて薄くて暖かい。そんな万能防寒着がインナーダウンです。
あまりに便利なので我が家では家族3人が全員インナーダウンを所持しています。
奥さんは前述の凍えるスノーピーク奥日田で、寒さに負けてスノーピークショップで購入したスノピのインナーダウンを所持していますが、正直高かった(セールで買いましたが)…。
性能とデザインとコストのバランスで選ぶなら、断然モンベルの「スペリオダウンラウンドネックジャケット」がオススメ!
重量はわずか156g。
付属のスタッフバッグに収納するとペットボトルくらいのサイズに収まります。
700フィルパワー以上が高品質と言われるダウンですが、こちらの性能は800フィルパワー。軽くてもしっかり暖かい空気をため込んでくれます。
丸首のカーディガンタイプなので、この上からアウターを着込んだ時に邪魔になりません。
襟元についている紐を使えば、フックなどに引っ掛けておくこともできます。
我が家では衣類のパッキングの際、年中必ずこいつを突っ込んでおきます。
夏にはTシャツの上から羽織り、春秋冬にはジャケットの中に着込むのが定番。
ちなみにアウトドアの服装には「レイヤリング」という考えがあって、気象条件によって重ね着を調整していくのが基本だそう。
ベースレイヤー:肌着。吸湿速乾性が求められる
ミドルレイヤー:中間着。保温性が求められる。
シェルレイヤー:アウター。雨や風から身体を守る。
インナーダウンはこの中だと「ミドルレイヤー」に該当します。ダウンは水分(湿気)に弱い特性があるためアクティブなスポーツには向きませんが、運動量の少ないキャンプのようなシーンでは最適なミドルレイヤーだと思います。
キャンプはオサレも大事ですよね。
こいつなら軽くて薄いのでジャケットの中に着ても着膨れず、寒い時期キャンプあるあるの「雪だるま状態」にならずにスマートに着こなせます。
ということでキャンプにおけるオールシーズン対応の防寒着は「インナーダウン」で決まり!本当にオススメです。
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