どうもおはこんばんちは!enlarge(えんらーじ)です。
実はおいどん、以前からずっと憧れていたキャンプスタイルがあります。
それは…シアターキャンプ。

そう、キャンプに行ってわざわざ映画を観るアレです。
「おい、オマエはキャンプに何をしにいっているんだ」と小一時間問い詰められるのは承知で、キャンプで映画っていいなあと思っていました。
シアターキャンプの醍醐味とは

そもそもキャンプの醍醐味は「非日常性」にあります。
都会の喧騒を離れ(いや、住んでるのは結構田舎ですが、笑)
自然の中で食べるからカレーがうまい。
自然の中で飲むからコーヒーがうまい。
それなら自然の中で見るから映画だって沁みるはずなんです。
プロジェクターを持ち込んで、木にロープでもひっかけて布でも垂らせば簡単に野外映画館、いや格好良くいえば
「星空映画館」
の完成!
- 子どもたちが寝る時間まではアニメ上映
- 大人の時間は焚き火にホットワインでしっぽり映画鑑賞
(世代のMV流しっぱなしにしてBGM代わりもよし)
良くなくないですか?
絶妙に大人のこなれた遊び感、そこはかとなく気取ったいやらしい感じ(爆)で憧れますよね。
そういうわけで以前からシアターキャンプに持ち出せるようなプロジェクターを探していたのでした。
プロジェクターの条件
シアターキャンプに使用するプロジェクターの条件は下記の通り。
- 内臓バッテリーで映画一本分は駆動する(めやす4,000mAh以上)
- iPhoneから映像を無線でミラーリングできる
- 本体スピーカーである程度の音量が取れる
電源サイトを借りなくても使用できるよう、内臓バッテリータイプのいわゆる「モバイルプロジェクター」であること、映像のソースは別途DVDプレーヤーなど用意せずiPhoneからのミラーリング、また単体である程度のスピーカー機能を備えていることが必要条件でした。
逆に、キャンプ場で日が暮れてから手軽に楽しむ利用シーンを想定すると、明るさや解像度はさほど重視しなくてOK。あくまでキャンプ場での「遊び道具」と割り切ります。
Ankerの「Nebula Capsule」をゲット!

条件を全て満たすモバイルプロジェクターとして以前から注目していたのが、モバイルバッテリーでお馴染み「Anker」の「Nebula Capsule」。
先日ボーナスが入ったことを良いことに、奥さんにLINE。
すぐに既読。しかし返事なし……。
よし、買って良いということだな(なんでだ!笑)
ということでAmazonでポチってしまいました。
開封の儀


とてもしっかりしてオシャレな箱に入っています。
フタを開けると、そこには「シアターキャンプを楽しむ外人カップル」の写真が。
なんだかテンションが上がってきます。

ご開帳。継ぎ目のないアルミニウムボディでなかなか高級感があります。

iPhone5と並べてみました。コンパクトなサイズ感が分かると思います。
円柱形でちょうど350ml缶と同じサイズ。

上から見たところ。
上:プロジェクターモード、BTスピーカーモードの切り替え
右と左:音量
下:電源

割り切ったシンプルなインターフェース。
左がMicro USB(充電&データストレージ)
右がHDMI 1.4(最大1080p入力)
本機の魅力をご紹介
Android 7.1搭載

実はこのプロジェクター、Android7.1を搭載しています。
Google Play ストアには対応していませんが、サードパーティストアでPrime Video、Netflix、YouTubeなどをダウンロードし、本機単体でアプリを使用した動画再生が可能。
息子がいたく感動し、毎晩天井に投映してPrime Videoでワンピースの上映会が開かれております。
360°全方位スピーカー&Bluetoothスピーカーモード
モバイルプロジェクターのスピーカーはしょぼいものが多いようですが、本機は360°全方位に音が出るスピーカーを備え、音量・音質もなかなかのもの。
さらにBTスピーカーとしても使用可能。キャンプ場なら昼間はBTスピーカー、夜にはプロジェクターと1台2役で活躍してくれます。
5200 mAhのバッテリー容量
ローカルコンテンツ再生4時間、Wi-Fi経由再生で3時間、BTスピーカー再生で30時間と充分なバッテリー容量。さすがAnkerです。
ミラーリング対応
自宅なら同じWi-FiにつなげればiPhoneの画面をプロジェクターにミラーリングできます。Netflixなど著作権管理されたものはミラーリングできないので、本体のアプリ側で再生する必要あり。YouTubeやiPhone内の動画、写真、ゲームアプリなどは出力可能です。
屋外で使用する場合はiPhoneのテザリングをONにして、本機をネットワーク接続し、ミラーリングすればOK。
プロジェクターとしての実力は

ディスプレイ表示技術:0.2インチ FWVGA DLP
解像度:854 x 480
輝度:100 ANSI ルーメン
ランプ寿命:約30000時間
アスペクト比:16:9
スローレシオ:100 in @3.08 m; 80 in @2.46 m; 60 in @1.73 m; 40 in @1.15 m
オフセット:100 %
フォーカス調整:マニュアル
プロジェクションモード:前面 / 背面 / 天井(前面) / 天井(背面)
キーストーン補正:オート(±40度対応)
輝度は100ルーメン。基本的に夜間でなければ使用に耐えられない明るさですね。
100インチサイズの投映まで対応とありますが、明るさと画質のバランスから80インチくらいまでが良さそう。
自宅でガンガン使うプロジェクターを探している方にはまったくオススメしません。
我が家の場合は、電気を消した寝室での天井への投映、もしくはキャンプ場での使用の2点しか考えていないので必要充分です。
一方で854 x 480という解像度は、フルHD〜4Kに慣れた目からすると物足りなさを感じるかもしれません。感覚的にはDVD画質相当と思ってください。
まあ、そもそもキャンプ場で画質を求めるニーズはないと思いますが。
まとめ
映画一本分以上の再生が可能なバッテリー容量、持ち運びやすいコンパクトなサイズ、BTスピーカーとしても使用でき、自宅ではWi-Fiにつなげて、屋外ではテザリング経由で動画を楽しめる。
39,800円という価格もふくめ、非常にトータルバランスの取れたモバイルプロジェクターだと思います。
通常のプロジェクターと違い手軽に持ち出せるため、キャンプに限らずお出かけのお供にピッタリ。
我が家は先日、長崎旅行に行ってきたのですが、ホテルの夜はずっと息子とワンピース上映会でした(笑)。
今のところシネマキャンプの実戦投入はまだですが、キャンプ仲間に購入を伝えたところ、みんな異常にテンション上がっておりました。
映画も良いですが、同世代が集まった際には昔好きだったバンドのPVやライブ映像をYouTubeで流しまくる会も楽しそう。次のキャンプが楽しみでなりません。
キャンプ場では、くれぐれも周りに迷惑をかけない範囲で楽しみましょう
■佐賀の波戸岬キャンプ場で、シネマキャンプデビューしてきました!

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