どうもおはこんばんちは、enlarge(えんらーじ)です。
2019年は1月の波戸岬キャンプ場以来、しばらくご無沙汰のキャンプ。
久々のキャンプは以前から注目していた大分・久住の「スパージュキャンプ場」に行ってきました。
実はこのキャンプ場、昨年の12月にもグルキャンで予約していたのですが、タイミングが悪く流れてしまっていたので、今回はそのリベンジです。
スパージュキャンプ場は阿蘇くじゅう国立公園内にある大草原の宿「赤川温泉スパージュ」の敷地内、広大な芝生を利用したキャンプサイト。一日限定5組のためゆったりプライベート感があり、温泉施設やトイレは宿のものを利用できるため、非常に快適です。
アクセス
スパージュキャンプ場はは福岡からだと2時間20分ほど。
日田ICで降りて黒川温泉を越えるルートか、九重ICで降りるルートがありますが、所要時間はあまり変わらないのでお好みで良いでしょう。
個人的にはドライブの景色を楽しむなら九重ICルート、途中で買い物をするなら日田ICルートがおすすめです。
ちなみに自分は行きは九重IC、帰りは日田ICを利用しました。(同じ景色だとあきるので)
料金・システム
チェックイン 13:00
チェックアウト 翌11:00
サイト利用料:大人2,000円 小学生1,200円 幼児800円(すべて税別)
チェックインは赤川温泉スパージュのフロントで。
ちなみに赤川温泉スパージュは、韓国人のご主人と日本人の奥様が経営されている韓国家庭料理の宿です。いずれ宿の方も利用してみたいなと思いましたが、目の前がキャンプ場なのでやっぱりそっちに行ってしまうかも(笑)。
元々ペンションの広大な敷地を利用して後からオープンしたキャンプ場なので、一般的なキャンプ場のように薪や炭等、キャンプ道具の販売は行なっていないようです。
サイトを紹介
スパージュキャンプ場は赤川温泉スパージュの前に広がる、広大な芝生を利用したキャンプ場です。
区画などはないので宿の前にあるしだれ桜より先であれば、どこに設営しても構いません。
プライベート感を求めるなら奥に設営するのもありかもしれませんが、個人的には水汲み場の側、つまりサイトの入り口での設営をおすすめします。
なぜなら、このキャンプ場の唯一にして最大の問題、「荷物搬入がつらいよ問題」が待ちかまえているからです。
搬入
車は宿の脇の駐車場に停め、そこから荷物をリヤカーなどで搬入することになります。
ご覧の通り、サイトは奥に向かってゆるやかに坂になっています。
備え付けのリヤカーを利用することができますが、ここに大きな問題が!!
いや、リヤカーちっちゃ!!
キャンプ場備え付けのリヤカーといえば、波戸岬にあったようなこんなものを想像しますが
いや、やっぱちっちゃ!!
こんなサイズのリヤカーを使ったら10往復じゃききませんぜ、旦那。
結局設営時は手搬入、撤収時はグルキャン仲間のキャリーを借りることになりました。
正直、撤収時は坂を登ることになるので、キャリーを利用しても結構疲れました。搬入はこのキャンプ場唯一にして最大の問題だと思います。
スパージュキャンプ場を利用する際は、キャリーの持込みは必須!
搬入はともかくサイト自体は全面芝生で、ペグの刺さりも良く快適です。
完全なる平地は少ないですが緩やかな斜面なので設営時、それほど気にはなりませんでした。時期的に芝生は枯れていましたが、夏には高原ならではの涼しさと、青々とした芝生がかなり快適なキャンプ場だと思います。
設備を紹介
温泉
温泉は露天風呂と内風呂があります。
いずれもメタケイ酸豊富でお肌がつるつるになるとのこと。
キャンプで宿泊時はチェックイン当日と、チェックアウトの翌日、それぞれ一回ずつ利用することができます。
浴槽はいずれも2〜3人が入れるほどコンパクトなサイズ。
シャンプーやボディーソープが備え付けなのが嬉しいですね(大抵のキャンプ場併設温泉にはアメニティがないので)
しかし、今回我々は大人7人、子ども8人の大所帯グルキャンだったため完全にキャパオーバー。
こちらの温泉は利用せず、宿のご好意で車で5分程離れた場所にある「赤川荘」のお風呂を使わせていただきました。(赤川荘はご主人のお母様が管理されているそう)
湯煙がすごくて撮影できませんでしたが、赤川荘の硫黄温泉は西日本一とも言われているらしく、青みがかった乳白色のすばらしいお湯でした。ただ源泉は温度が低いため、夏に来たら気持ち良さそうです。
その他の設備
ごく普通のステンレスの流し台が一か所。
手洗い等に使える水場が一か所。
あとは灰捨て場です。
ちなみにトイレは撮影していませんが、宿のトイレなので当然清潔でウォッシュレット付きでした。ただしトイレが一個しかなく、宿の宿泊者とキャンプの利用者が共有するので、ちょいちょい先客がいてトイレ待ちが発生していました。
厳寒の中、満天の星空と焚き火に癒されました
訪れたのは3月末とはいえ、標高850メートルの高原に位置しているため、この日の最低気温はマイナス4度。
3月にも関わらずこれまでのキャンプ歴で一番寒い朝を迎えることになりました。
アルパカストーブちゃんをインするためテントは小川のポルヴェーラを使用。
積もりこそしませんでしたが、時折雪や雹が降り、明け方は一面に霜が降りていました。
また、この日は天候がコロコロ変わるものの、夜には雲が晴れ、素晴らしい星空が見えました。
残念ながらキレイに撮影できなかったものの、これまでのキャンプ歴の中でも屈指の星空。やっぱり星空観察はキャンプの醍醐味のひとつです。
この日の宴会幕はキャンプ仲間のカマボコテント。
アルパカストーブとフジカストーブを2台インで幕内はポカポカでした。
夜は幕内にシーツを張り、モバイルプロジェクターで映画鑑賞会。
子どもが映画に夢中の中、大人たちは熱燗でしっぽりと楽しい夜を過ごしました。
普段なら大人の宴会は子どもたちを寝かしつけてからですが、映画があると子ども達は映画に夢中で大人しくなるため(笑)、キャンプで映画は本当にオススメです。
まとめ
スパージュキャンプ場は温泉宿のきれいな施設と温泉が楽しめ、広々とした気持ちよい芝生サイトのステキなキャンプ場でした。
遊具などがあるわけではありませんが、広々としたサイトは子どもたちの格好の遊び場で、ずっと追いかけっこをしていました、笑。
広々とした敷地にも関わらず、一日5組限定のため、非常にプライベート感があるキャンプ場です。シーズン中はどのキャンプ場も人が多いため、ゆったりとキャンプを楽しみたい肩にはピッタリだと思います。
特に夏には避暑と温泉と星空を同時に楽しめる素晴らしい環境と感じたので、今度は夏に訪れてみたいと思います。
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