どうも、おはこんばんちは。
enlarge(えんらーじ)です。
コロナ禍でキャンプも自粛状態、もろもろ解除された後も感染者数は増加の一途でなかなかタイミングを見つけられませんでしたが、子どもの短い夏休みを利用して、久々に高原キャンプを楽しんできました。
まずはキャンプ場を予約しようと「ボイボイキャンプ場」「ゴンドーシャロレー」「スノーピーク奥日田」など、思いつく高原キャンプ場に電話するもどこも満員御礼。
お盆時期だったせいもありますが、世間一般では比較的安全性の高いレジャーと捉えられているキャンプだけに、少なくとも人気のキャンプ場には人出が戻ってきているようです。
さて、この時期、低地でのキャンプは単なる苦行。
設営だけで全ての体力を使い果たし、夜は寝苦しさで体力を奪われ、辛い夏休みの思い出となるのは必須です。
高地、できれば標高800m以上に位置しているキャンプ場を探しネットを彷徨っているうちに見つけたのが、今回ご紹介する「くじゅう花公園 花と星」のオートキャンプ場。
結論から言うと、個人的には非常に好みのキャンプ場だったので、さっそくご紹介したいと思います。
アクセス
「くじゅう花公園 花と星」は福岡からだと2時間強ほど。
くじゅう連山と阿蘇五岳を一望できる九州でも屈指のキャンプ場エリアにあって、「くじゅう高原オートビレッジ」や「ボイボイキャンプ場」のすぐ側に位置しています。
この情報だけで、近辺のキャンプ場を知るキャンパーの方なら、どういったロケーションのキャンプ場か想像できるのではと思います。ひとことで言えば最高の立地です。
特に「ボイボイキャンプ場」に至っては、側というより柵を挟んだ隣なので、事実上ここはボイボイキャンプ場だと言っても過言ではありません(怒られろ)。
下部に写っている道路の手前側が「花と星」、木の向こう側に写っているキャンプ場が「ボイボイキャンプ場」です。
冗談はさておき、エリア的には「日田IC」「玖珠IC」「九重IC」あたりからアクセスできるのでコースはお好みだと思いますが、個人的には日田で降りて「道の駅 水辺の郷 おおやま」に寄り、おいしいフルーツを買いつつ向かうコースがオススメです。
料金・システム
チェックイン 14:00
チェックアウト 翌11:00
宿泊料:
オートフリーサイト:¥3,500
大人 ¥300(高校生以上)
小人 ¥150(5歳以上)
※営業は7月、8月のみ
※HPには「2020年7月8月限定」と記載があるため、2021年以降の営業は未定
最初に断っておかないといけませんが、このキャンプ場はそもそも阿蘇くじゅう国立公園内に位置する「くじゅう花公園」という施設の敷地の一部を利用し、7月、8月と期間限定でオープンしているキャンプ場です。
さらにややこしいのは「花と星」という施設は、「くじゅう花公園」の中に位置するいわゆるグランピング施設で、こちらは常設テントに手ぶらで泊まれるようになっています。
※「花と星」について詳しくはこちら
一方、期間限定のオートキャンプ場は「くじゅう花公園」の駐車場に隣接しているため、正確に言うと「くじゅう花公園」の外に位置しています。
(そのため「くじゅう花公園」に入る場合は別途入園料が必要)
こういっちゃアレですが
- 駐車場に隣接して広大な芝生エリアがあるね
- 隣には人気の「ボイボイキャンプ場」があるね
- 芝生エリアをキャンプ場にしたら人が呼べそうだね
的に会議から生まれたキャンプ場ではと推察します、笑。
そのため、後述しますがこのオートキャンプ場、トイレは花公園入り口のトイレ一か所、炊事場も花公園受付に増設して作られた一か所と、設備が異常に簡易的です。
「芝生スペースをキャンプ場にしよう。トイレは花公園のトイレでいいね。炊事場が必要らしいから一か所作ろう。照明設備とかは大変だし今後また考えよう。以上」
という会議の声が聴こえてきそう(すべて想像です、すいません)。
したがって、このキャンプ場は設備の不便さ(設備自体はしっかりしていますが入口一か所しか存在しないため不便)がアリかナシかで評価が分かれるのでしょう。
そして個人的には大アリでした。
サイトを紹介
フリーサイト
ご覧ください。
どうですか。このロケーションと眺望。
全面芝生のオートフリーサイト。
これがあれば設備とかどうでもいいですね。
奥に行けば行くほど入口の炊事棟とトイレが遠くなりますが、入口側は駐車場が視界に入って萎えるので断然奥のエリアがオススメです。
正直、昼間の間は炊事棟もトイレも車移動で行ってました(これがオートフリーの良いところ)。
そもそも照明設備が何もないので消灯時間があるのかも分かりませんが、遅い時間は車のエンジン音が迷惑&真っ暗すぎて車の運転が恐いので徒歩で行きましたが、まあまあしんどい距離でした。
逆にファミキャンで利便性第一の方は入口付近に設営すれば設備も近いし、普通のオートキャンプを楽しめると思います。
トイレ
有料公園のトイレなので当然キレイです。
トイレは洋式ウォッシュレット。まったく問題ないですね。
一か所しかありませんが。
炊事棟
炊事棟というか洗い場ですね。
7月8月のみオープンなのであまり必要ない気もしますが温水が出ます。
油ものを洗うには良いですね。
ごみ捨て場
ちょっと嬉しいのが、無料でゴミは引き取ってもらえます。
受付時にゴミ袋がもらえるので、燃えるゴミ、ペットボトル、ビン・カンに仕分けて捨てましょう。
売店
営業時間が17時までと短いですが、道の駅的な広い売店があります。
ただキャンプ場の売店ではなく、あくまで花公園の売店なのでキャンプ場で必要となるような各種備品(ガスとか炭とか着火材とか)はまったく売っていません。
一応おつまみになりそうな缶詰め関係や飲み物は買えます。
まとめ
以上、くじゅう花公園 花と星オートキャンプ場のご紹介でした。
お風呂やシャワー設備はありませんが(園内のグランピング施設にはあります)、そこは温泉県の大分。車で15分程度のエリアに立ち寄り湯が無数にあります。
あくまで期間限定の仮設的なキャンプ場ということもあり、やや不便な点はあると思います(といってもトイレと炊事棟が設営場所によっては遠くなるというだけですが)。
ただ、それを補って余りある抜群のロケーション。
一面フカフカの芝生と、最高の眺望。
全面オートフリーで区画に縛られず自由に設営できて、車も入れられる。
照明設備がないが故の、夜には光に邪魔されない満点の星空。
景色の良いところで気持ちよくキャンプがしたい。
その一点において、最高のキャンプ場です。
公園施設の付属キャンプ場ということで玄人キャンパーが敬遠しているのか、すぐ隣の「ボイボイキャンプ場」に比べても、まったく同じのロケーションでありながら人が少なく穴場的スポット。
今のところ7月、8月のみのオープンというのがネックなので、できれば5月〜10月くらいまで営業期間を延長してもらえると、もっと利用できるシーンが増えてくるのではと思いました。
■これまでに訪れたキャンプ場まとめはコチラ
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