久々のグルキャンで、以前から行きたかった南小国のゴンドーシャロレーに行ってきました!
ゴンドーシャロレーは初訪問でしたが、秋の入り口の3連休という最高のキャンプ時期にも関わらず、サイトの広大さゆえテント渋滞に巻き込まれることもなく、ゆったりとした気持ちの良いキャンプをすることができました。
さっそくキャンプ場の様子を詳しくレポートします。
ゴンドーシャロレーのアクセス
ゴンドーシャロレーは阿蘇の北、黒川温泉の近くに位置しています。
福岡からは大分道経由で2時間程。
九重ICを利用する場合は、大きなスーパーがあまりないので事前に買い物を済ませておくことをおすすめします。
個人的には高速を降りたあと、のんびり下道を走るのが好きなので、行きは日田ICで降りて向かうルートを選択しました。所要時間も20分ほどしか違いません。
道中の立ち寄りスポットとしては「水辺の郷 おおやま」がオススメ。季節のおいしい果物が手に入ります。我が家はいつもここでお弁当を買って、すぐ下の川でピクニック気分でお昼を食べるのが恒例。
到着〜チェックイン
到着後、さっそく受付でチェックイン。
受付前のテーブルで受付用紙に記入し並びますが、1組ずつしかさばけないせいか、チェックインの13時を1時間ほど過ぎた時間でもまだ結構並んでいます。
(当日はノルディスク愛用者による「白熊会」関連のイベント前夜祭だったため、利用者が多かったこともあると思います)
利用料金は大人1300円、子供(小学生)500円。うちは小学生の息子との父子キャンプなので合計で1,800円のみ。安い!
受付前には焚き火用の芝生の保護板がレンタルされています。後述しますが、芝生のコンディションが抜群なのは、このように芝生を大切に扱っているからなのでしょう。
各サイトを紹介
ゴンドーシャロレーはもともとゴンドウさんの牧場だったということで、非常に敷地が広大です。
大きく分けると、管理棟下の道路を挟み、上のサイトが公園サイトと呼ばれている見晴らしの良いサイト。下のサイトはオートサイト、オートフリーサイトに分かれています。
公園サイト(B〜Gサイト)
上部のB〜Gサイトまでは公園サイトと呼ばれていて、山の中腹を段々に切り開いたような形の非常に見晴らしが良いエリアです。
阿蘇五岳が見渡せるので、いわゆる「阿蘇涅槃像」を拝める抜群のロケーション(お釈迦様が仰向けに寝ている姿に似ているため「阿蘇涅槃像」を言われているそう)。
訪れた日は、前述の白熊会のイベントで全サイトが埋まっていたのでサイトの写真を撮影することはできませんでしたが、最近リニューアルしたと噂のおしゃれでキレイな水洗トイレを見てきました。
見晴らしの良さ、トイレの環境などもあり、ゴンドーシャロレーの一番人気サイトで早くから予約が埋まっていってしまうそうです。次はぜひ泊まりたい!
オートフリーサイト(1、2、3、噴水サイト)
今回自分たちが宿泊したのは「2サイト」。
木々に囲まれたサイトで眺望は望めませんが、その代わりプライベート感があるのが特徴。
1、2、3、噴水サイトはオートフリーサイトで、どこもかなり敷地が広く、芝生のコンディションも最高でした。
このように全面がふっかふかの芝生で、凹凸もなくきれいな平地。「2サイト」は上段と下段に分かれており、今回は上段を5家族で貸し切る形。
10〜15くらいテントが立てられそうなサイトに5家族と、非常に贅沢な使い方で、周りは完全に木々(というか森)に囲まれているので、周りを気にせず楽しくことができました。
ある程度まとまった規模のグループキャンプなら貸し切り状態になるのでオススメです。
こちらはひとつ上の「1サイト」。左に見える建物が炊事場兼トイレです。
和式だったため、自分たちはもっぱら歩いて3分ほどのところにある受付横のレンガ作りのトイレを使用していました。こちらは水洗で非常にキレイです。
一番下にある噴水サイトはオートフリーサイトの中では比較的眺望が開けたロケーション。ただ最寄りのトイレがちょっとアレです。キレイなトイレを使用するにしても受付からかなり離れているので、車で移動するしかないので厳しいところ。
オートサイト(A1〜D7)
オートサイトは道路を挟んで1、2サイトの逆に位置しています。
広さはまずまずで、車一台と2ルームテント、またはドーム型テントに小型タープが入るくらいのサイズです。(例外的にAサイトだけ非常に狭かったです。草の生え方を見る限り、おそらく現在は使われていないのでは)
2ルームに加えて4〜5mクラスのタープを張るのは難しいので、解放感を求めるなら公園サイト、または1〜3サイトの方がおすすめ。
一般的にオートサイトはフリーサイトより料金が高いことが多いですが、ゴンドーシャロレーは一律料金なので、区分けがしっかりしているのを好む方には良いのかもしれません。
ちなみに、サイトにより水場が付いていたり、いなかったりとバラバラなので事前に確認した方が良さそうです。
久々のグルキャンを楽しみました
ということで、ここのところ父子キャンプが続いていたので、久々のグループキャンプ。
振り返るとグルキャンは何と5月の旭志キャンプ場以来でした。
ええ、二度と思い出したくない、あの地獄の旭志キャンプです。
(キャンプ場は良かったのですが、暴風に見舞われ…。その節の顛末はこちらのリンクから)
オップランドでクイック設営
過ごしやすい気温で日差しもなかったため、今回はタープを張らず木陰の下に設営。
テントは前回スノーピーク奥日田でデビューしたノルディスクのオップランドです。
タープを張らず、テントがオップランドだと全体の設営が本当に30分ほどで終わってしまうので非常に楽。ストーブを持ち出す季節まではこのスタイルで行こうと思います。
グルキャン=キャンプ飯
グルキャンといえばキャンプ飯。
(父子キャンプは手抜きなので…)
おでんにアヒージョに燻製にチキンカレーにとキャンプ飯を満喫。
朝はホットサンドにコーンスープ。そしてドリップコーヒー。最高です。
ちなみに上の写真に写っているキュウリの浅漬けは、道中の「水辺の郷 おおやま」で購入したのですが瑞々しくおいしくてメンバーに大好評でした。平均年齢が上がってくると、こういう漬物とかが何よりのごちそうになりますよね、笑。
お風呂は近場の「里の湯 和らく」へ
ゴンドーシャロレーにはお風呂はありませんが、近隣は温泉地帯。
黒川温泉に筋湯温泉と選び放題です。
今回は奥黒川に位置する「里の湯 和らく」さんの立ちより湯にお邪魔しました。
田舎風の立派な旅館ですが、大人500円、子供300円とリーズナブルな価格で奥黒川のお湯を堪能することができました。
ちなみに黒川温泉あるあるですが、洗い場・シャワー的なものは一切無く、シャンプーなどのアメニティもありませんのでご注意を。
まとめ
ゴンドーシャロレーはベテランキャンパーに愛されるキャンプ場。
どのサイトも素晴らしい芝生敷きで、気持ちよくキャンプをすることができます。
一方、サイトによってはトイレが遠かったり、古かったりと問題も。水場もサイトの規模からすれば貧弱で簡単なシンクがあるだけなど、設備面は決して高規格ではありません。
ただ、日々進化を続けており、トイレのリニューアルも随時行われているそう。
とにかくスタッフさんの「良いキャンプ場にしたい」という熱意が伝わってくるキャンプ場です。
キャンプの出撃回数が増えるにしたがい、区画ごとに電源や水場などが備わっている高規格なオートキャンプサイトより、ゴンドーさんのように自由な過ごし方ができるフリーサイトの方に惹かれてきていることもあり、個人的にはたった一度の訪問ですが大のお気に入りになってしまいました。
これから行かれる方は、予約が取れるのなら公園サイトならCサイト、オートフリーなら1サイトがキレイなトイレが近いためオススメです。
必ずまた来たい、そう思わせてくれるキャンプ場でした。
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