キャンプ・アウトドアの醍醐味といえば、ダッチオーブンで作る豪快な料理や、まったり過ごす焚き火タイムなどがありますが、個人的にはそれらと並ぶ、いや凌駕するといっても過言でないのが淹れたてのコーヒーをいただく時間です。。
それがインスタントであっても外で飲むコーヒーのおいしさは格別ですが、やはり丁寧に豆から挽いたコーヒーをドリップして飲むのは至高。
個人的には朝の爽やかな空気のなか、スターゲイズリクライナーに座ってコーヒー片手に読書タイムがキャンプのクライマックスです。
「とにかく外でコーヒーを淹れて飲みたい!」
そんな一心で先日、福岡市早良区の野河内(のごうち)渓谷に行ってきました。
野河内渓谷で川遊び
野河内渓谷は福岡から三瀬に向かう道中、曲渕ダムに流れ込む八丁川の上流に位置します。
約700メートル、20分ほどの遊歩道が整備されており、夏になると子ども連れの家族で賑わいます。
渓谷の入り口には駐車場と公衆トイレも整備されているので車で訪れやすいため、夏休み最後の週末もたくさんの人で賑わっていました。
渓谷の入り口は川が浅く、子どもの膝くらいの水位なので、小さな子どもでも安心して遊ぶことができます。
息子には「コーヒーを飲みたいから川に行こう」とは誘えず、「川遊び」を口実に連れ出したため、まずはしばし川遊び。
少し上流に上ると大小の滝があり、ご覧の通り小学一年生の息子の肩くらいまで深くなります。これくらいになると子どもから目が離せません。
野河内渓谷でコーヒータイム
さて、頃合いを見て腰を落ち着かせ、いよいよコーヒータイムへ。
写真だと分かりづらいですが、チェアワンの脚の半分くらいまで川に浸かってます。
適当な岩を見つけて持ち込んだコーヒー道具を並べます。
SOTOのシングルバーナーとスタンレーのキャンプクックセット。
荷物はすべてバックパックに詰め込んできたので、ケトルは持ち込まず、これで湯を沸かします。
スタンレーのこいつはカップ2個がセットになっていてコンパクトに収納できるので非常に便利。ちょっと湯を沸かして飲み物を飲む際に重宝しています。
コーヒー豆はナルゲンボトルに詰めて持ち運び。125mlのタイプで4人分くらいの豆が入ります。
豆をミルで挽きます。コーヒーを淹れる大切な儀式。
湯を沸かして…
コーヒーをドリップ。家からハリオのドリッパーを持ち出しましたが、アウトドアにはコンパクトに収まるユニフレームのドリッパーが欲しい!近々買います。
できあがり。
膝から下は川に浸かっているので身体が冷えきっているところに温かいコーヒー。
うーん最高。
わざわざ渓谷に行って、川の水で身体を冷やしたところに温かいコーヒーを飲むという、本末転倒的な何かになっていますが、近場でアウトドア気分を味わえたので大満足。
もろもろ事情があって先週末の山鳥の森キャンプ場をキャンセルしたため、外遊び熱が高まっていましたが、ちょっとした道具を持ち出して外でコーヒーを飲むことでリフレッシュすることができました。
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