遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。
enlarge(えんらーじ)です。
マイペースで何かネタがあったときは…という更新頻度の当ブログですが今年もよろしくお願いいたします。
さて、諸々の事情で12月のキャンプを断念したため、2018年のキャンプは11月の「山鳥の森オートキャンプ場」が最後となりました。
昨年の出撃回数はデイも含む全13回。結局冬キャンプにビビり1月と12月の出撃はなしでした。
そこで今年立てた目標は毎月最低一回以上は出撃すること。
さっそく目標への第一歩として1月4日〜5日で佐賀の「波戸岬キャンプ場」に年始めキャンプに行ってきたので、詳しくレポートしたいと思います。
ちなみに波戸岬キャンプ場は、自分がキャンプにハマったきっかけとなったキャンプ場。
昨年リニューアルし、キャンプ場やグランピング施設等をプロデュースしている「VILLAGE INC」の管理委託となったため、ずっと再訪のタイミングを見計らっていました。
アクセス
波戸岬キャンプ場は福岡から1時間半ほど。
イカの活き造りや朝市で有名な呼子の側に位置する海沿いのキャンプ場です。
呼子からは車で10分強なので、キャンプの前後に観光を楽しむこともできる立地。
車で5分も走ればコンビニやスーパーがあるので買い物に困ることはないでしょう。
料金・システム
リニューアル後、一番大きく変わったのが料金体系。
以前は早いもの順で広いサイトや眺望の良いサイトを押さえることができましたが、リニューアル後は事前予約制となり、サイトの大小によって料金が異なる仕組みに。
以前からあるオートサイトと一般サイトはサイズ別に変更。
また新規でフリーサイトが誕生しました。
チェックイン 12:00
チェックアウト 翌11:00
オートサイト:Lサイト 6,480円 Mサイト 4,320円
一般サイト:Lサイト 3,780円 Mサイト 2,160円
フリーサイト:大人 2,160円 小人 1,080円
※各サイトともに連泊の割引設定あり
※上記と別に特別価格のプレミアムエリアあり
色々意見もあると思いますが、なかでもフリーサイトの料金設定には驚きました。
親2人子ども2人のファミリーキャンプで使用する場合、料金が6,480円でオートのLサイトと同価格です。いわゆるオートフリーではなく、駐車場から荷物を運ぶタイプのフリーサイトなので、一般的な感覚からすると…。
まあ、うちはいつも通り息子と2人のキャンプなので、3,240円のお支払いでフリーサイトを選択しました。
管理棟、外観は以前と変わりませんが中はリニューアルされてオサレな感じに仕上がってました。
薪は500円で販売。ちょい少なめですかね。
サイトを紹介
管理棟を挟んで右がオートサイト、左が一般サイトで、さらにその先にフリーサイトが位置しています。
また駐車場のとなりには非常に広大なスペースを備えた一組限定のプレミアムエリアがあります。専用のトイレや炊事棟、冷暖房完備のコンテナハウスまで備えていますが、その分料金も高額、グループでのグランピング的な使用をイメージしているのでしょう。
オートサイト
きれいに整備された芝敷きのオートサイトでリニューアル前と大きく変わったところはないようです。AC電源が追加料金なしの標準設備となりました。
Mサイトがドームテントと小型タープ、Lサイトが2ルームテントと小型タープくらいのサイズ感です。Mサイトでも2ルームを張れないことはないと思いますが、非常に手狭になりそう。一日中前室で過ごすならありかもしれません。
同じ規格でもサイトによってサイズがまちまちなので、予約段階で良い場所を選びたいところ。個人的にはオートサイトなら海に向かって眺望が開けてサイトも広いL3〜L5、またはL15〜L17あたりが良いなと思いました。
一般サイト
林間の斜面を整地したサイトです。
以前よりサイト数を減らして、改めてきれいに整地されていました。
こちらもサイトの広さでLとMに分かれていますが、いずれもオートよりやや狭い印象。
駐車場からキャリーで荷物を運搬する必要があることを考えても、荷物が多いファミリー向けではなくソロかデュオ向けと感じました。
フリーサイト
玄界灘を一望できる見事な眺望のフリーサイト。
三段に別れて細長く整地されています。
こちらも一般サイト同様、荷物はキャリーでの運搬が必要。
備え付けのキャリー、というか荷車。
コールマン等よくある折り畳み式のものと比べると2〜3倍くらい容量がありそうですが、その分本体重量もあり、サイトまでの坂道、荷物運びの往復はかなりしんどかった…。
サイトがかなり細長いため、利用人数が多い時にはテントやタープの設営位置を考えないと、他の方の通行の邪魔になりそう。
今回は曇りで見えませんでしたが、玄界灘に沈む夕陽を
設備を紹介
炊事棟
清潔で大きな炊事棟が場内に4箇所もあります。
質量ともに何の問題もなし。
トイレ
洋式の水洗トイレがこちらも場内に4箇所。
シャワー棟
波戸岬キャンプ場は入浴施設が無かったのですが、きれいなシャワー棟ができました。
使用料金は6分300円とちょい割高。
車で5分の位置に日帰り入浴できる国民宿舎があるので、そちらがおすすめです。
中央広場
施設というほどではありませんが中央広場にはハンモックやインスタ映えが狙えそうなフォトフレームがありました。
今回の目的は釣り&シネマキャンプ
波戸岬で磯釣り
前回来た時も宿泊客以外にチラホラ釣り人がいたのを思い出し、今回は釣り竿持参でテント設営後は息子と2人で磯釣りへ。
サビキ釣りで小物ばかりでしたがカサゴ、メバル、アジ等が釣れました。
しかし足元が悪く、2人揃ってバランスを崩して磯の水たまりにダイブ(笑)
服も靴もびしょ濡れになってしまったので釣りは早々に切り上げました、涙。
夜はシネマキャンプを満喫
年末にAnkerのモバイルプロジェクター「Nebula Capsule」を購入していたので、この日は満を持しての実戦投入。
↓モバイルプロジェクターについては下記記事参照。キャンプにピッタリのプロジェクターです。
スクリーンは白い布でも何でも良かったのですが、自宅のテラスで投映するために購入していた激安のスクリーンを持ち込みました。
このスクリーン、四方にハトメが付いているため、ガイロープを通せば木の枝にくくり付けたり、地面にペグダウンできるので便利。
あっという間に即席の野外映画館が出来上がり!
ブリ刺しとゲソ天を肴に焼酎を飲みながら観る映画は本当に贅沢でした。
(息子と一緒なので結局観るのはアニメなのですが、笑)
モバイルプロジェクターを手に入れたことで、今後のキャンプの楽しみが広がりそうです。
まとめ
リニューアルした波戸岬キャンプ場。
従来通り使いやすいオートサイトと、整備された一般サイト、眺望が良い新設のフリーサイト。時季と目的によって選択肢が増えました。
九州では大分・熊本方面に良いキャンプ場が集中していますがやや距離があることを考えると、手軽に行けて設備が整っている初心者・ファミリー向けキャンプ場の需要はかなり大きいと思います。
やや高価格帯なことを踏まえても、温水洗浄器付き便座や、炊事棟で温水が出るようにするなど付加価値を高めて、いわゆる高規格キャンプ場路線を進めると面白くなりそうな予感。
これからの波戸岬キャンプ場の進化に期待したいと思います。
■これまでに訪れたキャンプ場まとめはコチラ
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