昨年から本格的にキャンプを始め、月1〜2ペースで出撃していますが、「キャンプ好きな人」という認知が高まったせいか、最近よく周りから言われるのがこのセリフ。
「キャンプ連れてってくださいよ〜」
キャンプに興味を持って、一緒に遊ぶ仲間が増えるのは単純に嬉しいのですが、困るのが「キャンプ連れてってという人、キャンプ道具ひとつも持ってない問題」です。
そして、ここで「キャンプにはあれとこれが必要で、全部揃えると結構お金がかかるんだけど〜」とご高説をのたまうと、また一人「キャンプ道具ハードル高くてキャンプあきらめる組」を増やしてしまうことになります。
そこで今回は「はじめてのキャンプは、経験者を誘う・誘われてスタート」する方を想定した、最低限揃えたいキャンプ道具を自己流チョイスでご紹介!
誘われキャンプの必要最低限な道具とは?
キャンプに行き出すと、際限なくキャンプ道具を買い求めてしまい、俗に言う「キャンプ沼」に沈む方々(自分含むww)がたくさんいらっしゃいます。今回は、そういう方々はほっといて(爆)、本当にキャンプに必要な最低限の道具を考えてみました。
・テント
・タープ
・ランタン
・調理の熱源(焚き火台 or BBQグリル or バーナー)
・テーブル
・チェア
・寝袋とマット
・クーラーボックス
調理道具や食器等の小物は自宅のものを代用するとして、パッと浮かぶのはここらへんでしょうか。
「タープ」は2ルームテントやシェルターなど雨風をしのげるリビングを持つテントなら不要ですが、そうでなければ必須と考えます。
ただし、これらは完全に他人の力を借りずにキャンプデビューする場合の装備。今回はキャンプ経験者に同行する「誘われキャンプ」という想定なので、いきなり全てを用意するのではなく、頼れる部分は経験者に頼ってしまいましょう。
・タープ
・調理の熱源(焚き火台 or BBQグリル or バーナー)
・クーラーボックス
上の二つは完全に頼ってよいと思います(キャンパーはキャンプ道具を頼られるのが大好きなので、笑)。
クーラーボックスは悩むところですが、逆に自分に当てはめて考えると30リットルくらいのクーラーボックスがあれば、1泊二日で2家族分の食材・飲み物は充分入るので、今回は頼る部門(?)に割り振りました。
そうすると、必要な道具は下記に絞られます。
- テント
- ランタン
- テーブル
- チェア
- 寝袋
これは個人的な見解ですが、たとえ初めての購入であったとしても、ホームセンターなどで安いものをとりあえず買い揃える、という行為はあまりオススメしません。
今後、キャンプが好きになり自分の欲しい道具を買いそろえていく際に、そういった道具は真っ先に買い替えの対象になってしまうからです。
最初から高価なメーカーのものを買う必要はありませんが、コストと性能のバランスが取れたものを買った方が後々後悔しないはず、というのが僕の持論です。
私が推す「はじめての誘われキャンプ道具」
今回は我が家と同じ子ども一人の三人家族を想定。定番だけに偏らず、サイト全体のレイアウトやテイストもイメージしながら、「自分なら予算内で何を選ぶか」という視点で選んでみました。
テント…DOD「T5-503」
定番はコールマンの「タフドーム」でしょうが、あまりにベタすぎるので今回はDODのワンタッチテントをチョイス。
DODのドーム型テントの特徴として、インナーテントを傘のようにワンタッチで設営できるというものがあります。自分も初めてのテントはDODでしたが、あまりの設営の簡単さに驚いた記憶があります。機構上、重量が重くなりがちですが、車で移動するオートキャンプなら問題ないはず。
このテントはキャノピードアで前室を作ることもできるし、ランタンフックや小物入れなどDODらしい気の利いた仕掛けも。実際にキャンプ場で張っている姿も見たことがありますが、色味もオシャレで良い感じでした。耐水圧2000mmなど基本的なスペックは問題なし。何より実勢価格が20000円弱なのが嬉しいところ。
ちなみにインナーテントの下に敷いてテント本体のダメージを防ぎ、雨水から守る「グランドシート」も一緒に揃えたいところ。メーカー純正品もありますが、まずはブルーシートからでも良いと思います。
ランタン…ハイランダー「MK-1」
誘われキャンプならメインランタンは経験者に任せるとして、テント内の照明としてLEDランタンを一台用意したいところ。
王道はジェントスの「EX-777」ですが、各地の災害の影響かAmazonや楽天の在庫がないようなので、同クラスで白色、暖色の切り替えが可能、かつ価格も2000円弱とコスパが高いハイランダーのオリジナルLEDランタン「MK-1」をオススメします。
テーブル…コールマン「ナチュラルモザイクリビングテーブル/120プラス」
アルミの折りたたみテーブルで、足の長さを2段階に調整できるため、ハイスタイルにもロースタイルにも対応できるタイプ。
特に子供が小さいうちは、ウッド製のテーブルより、汚れてもサッと拭けるアルミ製は使い勝手が良いと思います。
4人家族で充分使える天板サイズで価格が5000円程度と破格。
チェア…キャプテンスタッグ「CSブラックラベル ベンチ」
個人的に、キャンプ道具でお金を使うなら最初にテントとチェアを良いものにすると幸せになれると思います。
人数分揃える必要があることもあり、最初のチェアは低価格のここらへんを選ぶ方が多いと思いますが、
ここは敢えて前述のテーブルとロースタイルで合わせられる折りたたみ式チェアとベンチのコンビを推してみました。(小さな子どもは一人で座らせるよりもベンチの方が安心なので)
シュラフ(寝袋)…コールマン「ファミリー2in1 /C5」
チェアと並び人数分揃える必要があるため、最初に費用がかかりがちなシュラフですが、ここは親子3人が並んで寝られるタイプをチョイス。
はじめてでいきなり冬キャンに行く人はいないと思うので、使用可能温度が5℃で化繊の3シーズンシュラフを選んでみました。
子どもが小学生以上になると親子3人は厳しくなるので、お父さんはソロ用のシュラフを買い足すのが良いと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「予算5万円。キャンプ経験者に誘われてはじめてキャンプ道具を買い揃えるなら」という想定でチョイスしてみました。
正直テントからシュラフまですべてコールマンで揃えるのが1番楽なのですが、できるだけ他のサイトと被らないよう自分なりに工夫したつもりです。
- テント DOD「T5-503」(18,827円)
- ランタン ハイランダー「MK-1」(1,980円)
- テーブル コールマン「ナチュラルモザイクリビングテーブル/120プラス 」(4,729円)
- チェア キャプテンスタッグ「CSブラックラベル ベンチ」
(ソロベンチ 5,624円 + デュオベンチ 6,845円) - シュラフ コールマン「ファミリー2in1 /C5」(9,980円)
合計…47,985円
※価格はすべてAmazon(2018年9月30日時点)送料は含まない
これからキャンプデビューしたいという方。
最初のキャンプは道具の面でも、設営等のノウハウの面でも、まずは経験者について行くのが1番オススメです。
「1回だけ経験してみたい」という方はすべてをレンタルに頼るのもアリですが、これからキャンプを始めたいと思うなら、少しずつでも自分で愛着を持てる道具を買いそろえていった方が長い目で幸せになれるはず。
今回はあくまで個人的な好みに沿ったチョイスでしたが、参考にしていただければ幸いです
※ちなみに自分の1軍キャンプ道具を紹介した記事はコチラ↓
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