中津におしゃれなキャンプ場があるらしい…。
森の中にツリーハウスがあって、めっちゃ映えるらしい(インスタ映えということです)…。
そんな噂をききつけ、念願のバルンバルンの森、ツリーハウスサイトに宿泊してきました。
チェックイン
福岡市からは大分道を日田ICで降りて下道を40分ほど。
2時間弱で到着。
なんかもう場内に入った瞬間から空気が違う。
受付も知っているところと全然違う。
蔵迫温泉さくらとかオートキャンプ竜門とかと全然違う(決して他意はありません)。
東京なら中目黒とか代官山、福岡なら今泉あたり(この感じ合っとるんかいな)で、おしゃれな小物雑貨とかドライフラワーとか作家ものの器とかハンドメイドのカバンとか売ってそうな雰囲気。ええ、嫌いじゃないです。
さっそくチェックインしてまずは腹ごしらえ。
普段ならサイト設営前だし、簡単な弁当とかで済ませるところですが、実はこのキャンプ場、レストランが併設されていて、こちらもまたシャレオツ。ガパオとか沖縄そばとか、広義のアジア料理の店なのだが、雰囲気いいし美味しいし意外と量もあるしで野郎でも大満足。
優雅にクラシックなど流れておるので、ついまったりしてしまい、このあと汗ダラダラ流しながらサイト設営することを考えるとくじけそうになる。
ツリーハウスサイトに設営
と言いつつも、お目当てのツリーハウスサイトに設営開始。
今回は2家族での参加だが、1台しか駐車できないため、残りは坂を上がった駐車場へ。
いつものポルヴェーラとタトンカを設営。
連れはスノーピークのアメドで、正直スペース的にはこれでいっぱいいっぱい。
大きめのツールームテント2張だと相当きついかもしれない。
上から見た様子がこんな感じ。
真ん中の広場を境にツリーハウス下に1サイト、手前の1サイトという配置。
(今回は1サイトにテントを1張追加という予約)
奥にツリーハウスが写り込むのでかなり映えるが、ツリーハウス下サイトだったらもっと映えたことであろう。
森のTiny Houseサイト
さて、一息ついて場内を散策開始。
ツリーハウスサイトは全体の入り口に位置していて、その上に受付。さらに上がると「森のTiny Houseサイト」(つまりバンガローサイト)。こちらにもツリーハウスやブランコなどがある。
星空満点フリーサイト
さらに上まで上がると「星空満点フリーサイト」がある。
ひと言でいうとだだっ広い広場だが、周りを木に囲まれているので眺望というものはない。ただその分、空が抜けているので確かに晴れた日の夜は星空が良く見えそう。
森の読書室
受付の脇には「森の読書室」というスペースがあり、宿泊者は無料で利用できる。
ハンモックがあったり本がたくさんあったりで、ゆっくり寛げそう。
一泊のキャンプは何だかんだバタバタするので連泊ならぜひ利用したいところ。
ただし飲食禁止なのが残念。いっそ有料でコーヒーとか出してほしい。
(もはやキャンプではなくなっているが)
そろそろ日も傾いてきたので夕食作りに取りかかる。
この日のメニューはタンドリーチキンとタンドリーチキンをぶち込んだバターチキンカレーに生春巻き。
まずまずの出来。やっぱり炭火で焼くタンドリーチキンはうまい。
バルンバルンの森の風呂問題
ここで、バルンバルンの森宿泊に付いてまわる「風呂問題」が発生する。
バルンバルンの森には一家族2000円の家族風呂が存在する。
要予約なのでご家族の皆さまはぜひこちらの家族風呂を利用されたい。
しかし我が家は、外嫌い虫嫌い暑さ嫌いの嫁が自宅に閉じこもっているので、
キャンプに参加するのは息子と2人。
2人で2000円は正直痛い。
ということで止むなく近隣の温泉を利用することに。
近隣といっても車で15分くらいあるので、まずまず遠い。
そして、問題は風呂があるため設営後のおつかれビールが飲めないこと。
名付けてバルンバルンの森の風呂問題、これが唯一にして最大の欠点かもしれない…
(いや、けちらず家族風呂入れよというご意見には耳をふさぎたい)
まとめ
バルンバルンの森は激しく人を選ぶキャンプ場だと思う。
知らずに予約したハーレー乗りの革ジャンバイクキャンパーは受付で回り右をするかもしれない(いや、わからんけど)。
小さなお子さん連れやカップルなどには大いにおすすめできる。
なぜならば「映える」し、森の遊び場でキャッキャ遊べるからである。
個人的には、ゆったりとした森の空気、そこかしこに漂うシャレオツ感、ひっくるめて相当気に入った。
ヒーヒー設営してひと休みしたらすぐに夕食の準備、後片づけでは油汚れに苦戦し、すぐに子どもたちをお風呂に入れ、最後に寝かしつけと意外と重労働なファミリーキャンパーの一日に、「一休み、一休み」と一休さんのように優しく声をかけてくれるようなキャンプ場である。褒めているのかなんなのかよく分からないが褒めているのである。
季節は春か秋がおすすめであろう(低地なので夏は暑そう&虫が…)。
今度は森の一部になるべく連泊したい、そんな風に思わせてくれるキャンプ場であった。
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